cmsとは?分かりやすいcmsによるサイト構築を解説!

cmsとは?分かりやすいcmsによるサイト構築を解説!

「Webに強い人材がいない」「自社にノウハウがない」といった企業がWebサイトを用意しようというとき、cmsは非常に便利なシステムです。cmsは一度構築してしまえば長く運用できるコストパフォーマンスの良いシステムです。

ただ、どのような特徴があり、どのようなメリット・デメリットがあるのかなどを知らなければ、導入すべきかどうかを判断できません。そこで本記事では、まずcmsの基礎知識やメリット・デメリットを紹介し、その後、システムを構築していく手順や開発費用について解説していきます。

 

cmsとは

cmsは「Contents Management System(コンテンツ・マネジメント・システム)」の略です。Webサイトを構成するテキスト・画像・レイアウト情報などを一元管理・保存できます。このシステムを使ってWebサイトを作ることを「cms構築」と言います。

このシステムを利用せずにWebサイトを用意する場合、HTMLやCSS、JavaScriptといったプログラミング言語を使って作り上げるしかありません。自社にノウハウがない場合、cmsでもプログラミングでゼロから作るケースでも外部の開発会社に依頼することになりますが、かかる費用や工期の長さに大きなちがいが出ます。

 

cmsの種類

cmsは、実にさまざまな製品・プログラムが用意されています。種類は主に3つのタイプに分かれており、それぞれ特徴があります。

オープンソース型

オープンソース型とは、ソースコードが一般公開されているタイプです。一般に公開されているのでライセンス料はかかりません。カスタマイズも比較的簡単です。

ただ、オープンソース型のcmsはビジネスでの利用を前提としていないので、中規模・大規模サイトの構築には向いていません。また、公式のサポートも用意されていないので、トラブルもすべて自社で対応するのが原則です。

オープンソース型の代表的な製品は、全世界のWebサイトの4割を占め、cms間のシェアでも約6割を占めると言われる「WordPress」があります。

パッケージ型

パッケージ型は、システムベンダー(製造元・販売供給元)が販売しているものです。企業が販売しているためサポートは充実しています。トラブルに対しても保証があるので安心です。ビジネスで使うことを前提として開発されているため、中規模や大規模なサイトの構築にも対応できます。

ただ、オープンソース型とちがってライセンス料がかかり、希望するサイトの規模によってかかる費用も変わってきます。さらに、cmsを構築するための初期費用もオープンソース型とくらべて高めです。

代表的な製品として、中規模サイト向けの「HeartCore」、大規模サイト向けの「Sitecore」があります。

フルスクラッチ型

フルスクラッチ型はゼロから作り上げるcmsです。自社専用のWebサイトを一から制作するイメージで、独自の機能を盛り込むことができ、既存システムとの緊密な連携も実現しやすいという特徴があります。

設計段階からシステムベンダーと協力して開発するため、3つのタイプの中でもっとも構築費用が高く、開発から実装までの期間も一番長くなりがちです。

 

 

cmsのメリット

cms構築を検討する上で、メリットを把握しておくことは大切です。自社の運用目的とメリットを照らし合わせれば、どのタイプがベストかを判断しやすくなります。
h3>直観的に運用ができる
cmsは、何と言ってもHTMLやCSS、JavaScriptといったマークアップ言語やプログラミング言語に関する専門知識を必要としないことが大きなメリットです。

cmsであれば、テキストデータを編集するだけでWebサイトの更新が完了します。

また、テンプレートをうまく使えば新しいページの追加などもかんたんです。テンプレートに挿入したい画像・テキストを登録するだけで新しいページを用意できます。

このように、cmsはWebサイトの内容を変えるためのめんどうな作業を省略でき、直感的な運用が可能です。

コスト削減

cms構築は、オープンソース型を選べば必要最低限の費用だけで運用をはじめられます。

また、パッケージ型やフルスクラッチ型も制作するときこそ多少の費用はかかりますが、一度作ってしまえばあとは運用するだけです。管理・保守も基本的に自社で行えるため、Webサイトの更新などを外部の制作会社にまかせる必要はありません。

SEO対策が簡単にできる

cmsはSEO対策もかんたんに行えます。

よくあるSEO対策として「title」「meta」「h1~h4」「table」などのHTMLタグを設定する作業があります。cmsでは、これらのタグを入力できる欄が用意されているので作業が非常にかんたんです。

これらのタグにキーワードを入れておけば、検索エンジンのクローラーにWebページの内容を正確に伝えられます。クローラーにサイトの情報を正確に伝えるのは、SEO対策の基本です。

様々なデバイスで対応が可能

cmsは、さまざまなデバイスに対応できるのも大きなメリットです。具体的には、Webページを表示するための画像やテキストといったデータをデータベースに保存しておくだけで、それぞれのデバイスに最適なテンプレートを適用できます。

PCからWebページにアクセスすればPCに最適化された状態で表示され、スマートフォンでアクセスすればスマートフォンの画面に最適化された形で表示される、といった仕組みをかんたんに用意できます。

 

cmsのデメリット

cmsは専門知識がない人にとって非常に便利なシステムですが、メリットだけでなく、当然デメリットもあります。

cms構築を検討するなら、デメリットもしっかり把握しておきましょう。

デザインの制限

cmsはシステムで用意されているデザインテンプレートを利用してWebサイトを作成します。これは便利な反面、デザインの選択肢が制限されることを意味します。こうしたいという構想があっても、それをWebサイトで実現するのはむずかしい状況が多いです。

cmsは「トップページだけオリジナルのデザインにしたい」といった融通を利かせた運用には向いていないと言えます。

データの移行に手間も

自社に既存のWeサイトがある状況でcmsを構築するならデータの移行が必要です。データを移行することで、コンテンツの充実度が下がることを防ぐことができ、検索エンジンからの低い評価を回避できます。

ただ、データの移行は、作業そのものの難易度が高いというデメリットがあるので注意が必要です。既存のWebサイトの規模によっても作業の難易度は変わり、規模が大きければ大きいほど移行にかかる時間が長く、費用も高くなります。

 

cms構築の費用

cms構築に必要な費用はどのタイプを選ぶか、どのシステムベンダーに依頼するか、どのような機能を実装するか、などによって変わります。また、希望するWebサイトの規模によって工数がちがってくるため、これも金額に大きな影響を与えます。

企業としては可能な限り安く済ませたいところですが、あまりにも開発費が安過ぎるベンダーは危険です。極端に言えば、安かろう悪かろうのシステムを納品される危険性があるからです。ある程度の開発費を出さなければ、納品されるシステムの品質が悪くなる可能性が高まります。

 

cms構築の手順

この項目では、cmsを構築するときの手順を解説します。手順を前もって把握しておけば、cms構築の一連の流れで出てくるであろう疑問や確認したいことを事前に予想できます。

ヒアリング

まず行われるのがヒアリングによる要件定義です。要件定義は設計前にWebサイトの目的や実装を希望する機能などを、予算とのバランスを取りつつ決めていきます。基本的に、システムベンダーが依頼主の要望にそってシステムを定義していきます。

要件定義は非常に大事な工程です。というのも、基本的に組み上がったあとでシステムの根幹を変更するのはとてもむずかしいからです。自社が必要とする機能が備わっており、かつ保守・管理がかんたんに行えるシステムを手に入れるためにも、ここでしっかりと話し合いましょう。

サイト構成設計

次はサイト構成の設計です。cmsはフロントとサーバ側に分かれており、ここではフロント側の見栄えに関する構成を決め、同時にディレクトリ設計も行います。サイト構成設計はユーザビリティや管理のしやすさなどに大きく影響します。これらの要素が高ければSEOにも良い影響があるので、コンテンツの階層構造をわかりやすくしておきましょう。

デザイン設計

Webサイトのデザインは主にサイト全体の配色、フォントの種類やサイズ、行間などを決めていきます。自社がWebサイトをとおして伝えたいことをしっかりと伝えられるデザインを目指しましょう。

開発

開発については、ゼロからcmsをくみ上げるケースと既存のパッケージを利用するケースで工数や工期が変わります。また、大規模なcmsの開発はフロントとサーバをそれぞれ分けて行いますが、小規模なcms開発は分けずに行う場合が多いです。

運用

システムが完成したらWebサイトが正しく動作するか、機能は正常に動くか、バグはないか、などを細かくチェックします。この一連のテストが終われば、いよいよ運用開始です。テキスト・画像・動画などの必要なコンテンツを用いてサイトを充実させていきましょう。

運用が本格的にはじまったあとは、マニュアル作成、新たに必要な機能の追加、効果の測定などを行います。特に効果測定は大切な工程です。効果を測定して数値を出し、自社の目的を達成できているか?できていないならどこに問題があるか?などを割り出しましょう。

 

cms構築ならアイディオットが徹底サポート!

cmsを構築するとき、自社にノウハウがなければシステムベンダーを利用します。このシステムベンダー選びがcms構築成功の鍵です。予算や実績、技術などをトータルで考えて選びましょう。

中でも、アイディオットは内閣府やトヨタ、日本経済新聞社など、大手企業での開発実績があります。ソフトウェアの開発実績数も200以上あり、最安・最速の開発が可能です。

まとめ

現在、Webサイトを利用したマーケティング施策は多くの企業で採用されています。cmsは、これらの施策を実施するのに非常に有用なツールです。しかし、一方でパートナー選びが重要なツールでもあります。自社がcmsを導入する目的に寄り添い、最適な運用体制を提案し、サポートしてくれるシステムベンダーは必須の存在です。

先述のとおり、アイディオットは多くの大手企業との取引実績と200以上の開発実績があります。開発におけるさまざまなトラブルの対処法も心得ています。

cms構築をどこのベンダーにまかせるか決めかねている人は、ぜひお気軽にご相談ください。御社に最適なシステムをご提案いたします。

 

この記事の執筆・監修者
Aidiot編集部
「BtoB領域の脳と心臓になる」をビジョンに、データを活用したアルゴリズムやソフトウェアの提供を行う株式会社アイディオットの編集部。AI・データを扱うエンジニアや日本を代表する大手企業担当者をカウンターパートにするビジネスサイドのスタッフが記事を執筆・監修。近年、活用が進んでいるAIやDX、カーボンニュートラルなどのトピックを分かりやすく解説します。

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