レシピサイトの構築のポイントや費用について解説!

レシピサイトの構築のポイントや費用について解説!

レシピサイトとは?

WEB上でレシピをまとめて紹介しているサイトのことです。レシピサイトには、大きく分けて2つの形式があります。ユーザーがレシピを投稿して共有する形式と、サイト側がレシピを提供している形式です。投稿型のレシピサイトはレシピ数が多く、日々の食事を作っている人の実用的なレシピが豊富なのが特徴。提供型レシピサイトは、プロの料理研究家が監修したレシピがわかりやすく解説されているのが特徴です。

 

レシピサイトの例

国内最大級のレシピサイトとして有名なのはクックパッドですが、他にも機能的で使いやすいレシピサイトがあります。ここでは代表的な4つのレシピサイトを紹介します。サイトごとに特色があり、ユーザー同士がコミュニケーションを取れる参加型のシステムや、レシピ以外にコラム記事などを掲載するなどの工夫がなされています。

クックパッド

クックパッドは1998年に「kitchen@coin」という名称でレシピサイトをスタートさせました。1999年に現在のクックパッドに名称を変更、会員登録型のレシピ投稿サイトとして急成長、レシピサイトの利用者数が最大といわれています。プロの料理研究家よりも、主婦目線の実用的なレシピが豊富です。有料のプレミアム会員(月額308円)になると、使える検索機能が増えてより便利に利用できます。「人気順検索」やアクセスが多かったレシピを日替わりで掲載する「旬のTOP20レシピ検索」などが追加されます。全ユーザーが使える「つくレポ」機能では、レシピ投稿者へ写真付きのレポートを送ることができます。レシピを投稿・共有するだけでなく、ユーザー同士のコミュニケーションの場となっています。

キューピー3分クッキング

キューピー3分クッキングは、日本テレビで1963年から放映開始されたテレビ番組です。サイトでは、番組内で放送されたレシピを画像付きで詳しく説明しています。料理の基本を説明するページもあります。番組のテーマである「簡単、便利、毎日の献立作りに役立つ」のとおり、料理初心者にも優しいサイトとなっています。検索機能は料理のジャンルや食材以外にも、テレビ放送日、登場する料理研究家ごとのレシピ一覧などで絞り込んで検索できるところが特徴です。

楽天レシピ

楽天が運営しているレシピサイトで、クックパッドと同じレシピ投稿型のサイトです。投稿者の実用的なレシピが多数掲載されており、ダイエットメニューや節約、花嫁キッチンなどのカテゴリ検索の項目も豊富。管理栄養士が監修した1週間の献立メニューなどのコンテンツがあるのも特徴です。独自のキャンペーン企画も随時開催されています。キャンペーンページで提示している食材や調味料を使ったレシピを投稿すると、抽選で楽天ポイントが付与されます。

DELISH KITCHEN

1分前後の動画でレシピを紹介している提供型レシピサイトです。実際に作ったユーザーが、コメントと共に5点満点の評価をつけられるのが特徴として挙げられます。レシピページの下部に食材の切り方、冷凍保存の方法などの関連動画を紹介しているので、料理初心者も利用しやすいサイトです。紹介されているレシピの多くが時短で簡単に作れるので、忙しい働き世代から人気を集める理由といえるでしょう。無料アプリもあり、レシピ動画アプリのユーザー評価で国内1位を獲得しています。

 

レシピサイトのメリットは?

レシピサイトには、主に3つのメリットがあります。ユーザーが多様なコンテンツを調べることができる・コミュニティサイトとしての面もある・動画でのチェックもできるという3つです。書籍やSNSでは得られないレシピサイトのメリットを、1つずつ説明します。

ユーザーが多様なコンテンツを調べることができる

レシピサイトの多くが、献立以外の独自コンテンツを提供しています。食材の保存方法や、料理についてのコラム記事、レシピ漫画、話題の情報が掲載されています。世界の料理とその歴史や、食材の栽培方法などを深く掘り下げて、食について発信しています。単にレシピを検索するだけでなく、ユーザーが料理について知識を深めたり、読み物として楽しめるといった一面も持ち合わせています。

コミュニティサイトとしての面も

レシピサイトには、掲載されているレシピを実際に作って、ユーザーが写真やレビューを投稿できるレポート機能があります。レシピ提供者とコメントのやり取りができたり、レシピのアレンジ案が投稿できる、コミュニティサイトとしての側面もあります。

動画でのチェックもできる

レシピサイトでは、動画をメインとしたサイトも増加しています。文章だけでは伝わりにくい食材の下処理方法や火加減なども、動画で確認できることでイメージしやすくなります。特に、料理に慣れていない初心者のユーザーにも分かりやすいのが、メリットの1つです。

 

レシピサイトの機能例

レシピサイトでは、基本の検索機能以外にも様々なことができるように構築されています。お気に入り機能・コメント機能・レポート機能などがその例です。各機能について簡単に説明します。

レシピ検索機能

登録されているレシピを検索できる機能です。入力されたキーワードから検索して結果を表示できます。新着レシピを閲覧したり、アクセス数の多いレシピを閲覧できます。人気順や殿堂入りのレシピ、専門家が監修しているレシピなどから絞り込み検索する機能を備えているサイトもあります。

お気に入り

ユーザーが気に入ったレシピを登録し、ひとまとめに閲覧できる機能です。

コメント機能

掲載されているレシピにコメントを投稿できる機能です。

レポート機能

レシピを見て実際に作ったユーザーが、写真付きでレポートを投稿できる機能です。自分のレシピに届いたレポートを確認・承認できる機能や、レポートに返信できる機能もあります。

 

レシピサイトの構築費用

レシピサイトの構築費用は、システム開発会社がどこまで請け負うかによって変わります。ここでは、小規模のクックパッドのようなレシピサイトを構築する場合を想定して説明します。クライアント側がデザインや画像を全て準備・提供する場合、50〜70万円程度の予算に収まるでしょう。この場合、開発会社はD /Bとロジック部分のプログラミングだけを行います。サーバー使用量やメンテナンス料は含まれません。

構築費用を予算内に収めるには、サイトの目的や目標を明確にすることが大切です。作成するサービスで実現したいことや、必要な機能に優先順位をつけておくのがおすすめ。他にもデザインをシンプルなものにする、最低限必要な機能からスタートするなどの方法もあります。信頼できる企業と相談の上、サイトの構築を進めていきましょう。

 

レシピサイト構築ならアイディオットが徹底サポート!

レシピサイトの構築を検討しているなら、アイディオットに相談することをおすすめします。大手企業からベンチャー企業まで幅広くサポートしており、官公庁への支援経験もあるので信頼できるサービスです。大小220以上の豊富な開発実績を持つアイディオットでは、低価格かつ最短でニーズに応じたレシピサイトを構築できます。

 

まとめ

代表的なレシピサイトや特徴、構築にかかる費用と注意点について紹介しました。レシピサイトには、ユーザーが使いやすい検索機能や、ユーザー同士のコミュニケーションの場となるレポート機能が取り入れられています。どんな機能やコンテンツで構築するかについては、豊富なノウハウを持つコンサルに相談するのがおすすめです。

 

この記事の執筆・監修者
Aidiot編集部
「BtoB領域の脳と心臓になる」をビジョンに、データを活用したアルゴリズムやソフトウェアの提供を行う株式会社アイディオットの編集部。AI・データを扱うエンジニアや日本を代表する大手企業担当者をカウンターパートにするビジネスサイドのスタッフが記事を執筆・監修。近年、活用が進んでいるAIやDX、カーボンニュートラルなどのトピックを分かりやすく解説します。

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