新規事業立ち上げ時の課題と成功させるために解決方法をご紹介!

新規事業立ち上げ時の課題と成功させるために解決方法をご紹介!

新規事業の立ち上げを任されても、ノウハウが無いと課題は山積みです。どこから手を付けたらいいのか分からないことや、どう解決したらいいのか分からない、なんてことが多々あります。
新規事業を立ち上げ、成功させるための解決方法について解説していきます。

 

新規事業を立ち上げる際の課題とは?

新規事業立案時の課題

新規事業立案の段階でいくつか課題となってくる部分があります。
立案で躓いてしまうと、プロジェクト全体の遅延に繋がる恐れがあります。

まず初めに問題となる課題について、解説していきます。

アイディアが出てこない

会社に長く属していると、新しい斬新なアイディアが出づらいことがあります。
固定概念にとらわれることなく、異業種のアイディアも取り入れることをオススメします。

アイディアを少数出すのではなく、最初に数多く出し、却下するもの、取り入れるものをまとめることで、質のいいアイディアが出やすくなるでしょう。

企画書の作成の仕方がわからない

良いと思ったアイディアが出たとしても、企画書の作り方一つで採用されるかどうかが決まってしまいます。企画書を作成するポイントとして、提出する側が納得し、進める価値があると判断できる内容であるかどうかです。
会社にとってプロジェクトを進行する価値があるのかどうかをアピールするように、成功する、利益の出る根拠を内容にいれて作成しましょう。
稟議が通らない
作成した新規事業企画書の稟議が通らないことがあります。
主に理由として考えられる要素としては、内容が伝わりづらい構成になっていることです。
非常に優れたアイディアだとしても、作成した企画書が分かりづらければ、良いものであるということを伝えることも出来ず、却下されてしまいます。
この事業計画がなぜ成功できるのか、利益が出るのかという部分を、段階ごとに説明し、根拠に基づいているということを書くと稟議に通りやすくなるでしょう。

新規事業化時(立ち上げ時)の課題

スケジュールを立てられない

立案が成立した後も、課題は山積みです。
今後の流れやチームの構成が成功には非常に重要な要素になってくるからです。

まず初めに、スケジュールをしっかりと組むようにしましょう。
スケジュールは、いつまでに、何を、どうやってするのかということを計画するものです。
スケジュール管理が甘いと、結果が出づらく、成果も遅れてしまいます。

まずは、何をするのかを書き出し、いつまでに終わらせるのかを決めてから、工程を組んで
いくといいでしょう。

メンバーを決められない

新規事業を進めていく際、チームが重要になります。
チームのメンバーの能力、コミュニケーションにより、成果が大きく変わってしまいます。
まずはじめに最低条件として、新規事業のビジョンが共有できる人であるかどうかです。

そのうえでメンバーを選ぶポイントとしては、まずはその分野について詳しい人、あるいは経験のある人がいれば引き入れるべきでしょう。

次に、コミュニケーション能力の高い人がいいでしょう。
ミーティングでの円滑な業務の遂行のために、話い合いの上手な人がいると、スムーズにミーティングができ、チームがまとまりやすくなるでしょう。

開発依頼方法

新規事業の商品を、どこに委託するのかということは、予算や仕上がりに関係してくるので非常に重要です。全く扱ったことの無い商品の場合、委託先を探さなくてはいけません。
その際に1社だけで決めるのではなく、何社か話を伺い、見積もりや納期などを査定することをオススメします。

新規事業収益化(グロース)時の課題

仮説検証

収益化をしていくために、仮説を立て、検証することは大切です。
新規事業を始めてすぐに結果が出ることは難しいでしょう。なので、仮説を立て、検証をしていきながら問題点を出し、もう一度仮説を立て、検証をするというPDCAの流れを上手く活用することで、少しづつ成果を上げていけるでしょう。

KPI設計

プロジェクトを進行していく際、すぐに収益が大きく出ることは難しいでしょう。
その場合、KPI設計をするといいでしょう。

KPI(重要業績評価指標)、つまり最終目標に対しての中間目標を設定することで、今していることが合っているのかどうかが見えるようになります。

メンバータスク振り分け

メンバーのタスク振り分けは効率的な業務の遂行には欠かせません。
メンバーの能力や性格を理解し、適切なタスクを与えることは、リーダーにとって必要なスキルです。タスク振り分けが適切ではないと円滑な業務が遂行されず、仕事が滞る可能性があります。

新規事業を立ち上げる際のサポート

プロフェッショナル人材の採用

もし新規事業を立ち上げ、メンバーの段階で難しいと感じた場合は、人材の採用をするといいでしょう。事業に必要なプロフェッショナルな人材がチームにいるだけで成果が大きく変わってくるでしょう。
育成する期間もないので、即戦力としての活躍も期待できます。

コンサルティング会社に依頼

コンサルティング会社のサポートを受けることも有効です。
新規事業でのノウハウがない場合、ゼロから進めていかなければなりません。手探りでの進行により、進行が遅れてしまうこともあります。

コンサルティング会社のサポートを受けることで、的確な指示により、改善の提案をしてくれます。
それにより、現在の立ち位置と進むべき方向を間違えずに、進行していけるようになります。

 

コンサルティング会社にできること

市場調査・情報収集

情報収集において、使用できる情報とできない情報の2種類に分類されます。

市場調査や情報収集をあまりしたことが無い状態で行うと、欲しい情報を集められないということが起こります。
コンサルティング会社では、必要な情報をスピーディーに集めることができます。
これにより、素早く新規事業を進めていくことができます。

アイディア出し

新規事業立案では、アイディア出しの段階でまず時間がかかります。
既存の業務に近い内容に無意識に偏ってしまい、画期的なアイディアを出すことはことも多いです。

コンサルティング会社では、様々な事業のサポートをしてきたノウハウと、ロジカルなアイディアの出し方で新規事業案を一緒に作っていきます。

アイディアに沿った企画書作成

アイディアが採用された場合、企画書の作成に入ります。
新規事業を進めていくためには企画書を作成し、社内稟議を通す必要があり、完成度の高い企画書であれば、通りやすいです。

プレゼン能力ももちろん必要ですが、企画書をプロに任せることによって、新規事業の魅力を最大限引き出し、理解を得られる確率が高くなります。

事業ストーリー・事業マップの作成

成功までのプロセスをしっかりと作成できていない場合、なぜこのアイディアが上手くいくのかを理解しづらくなってしまいます。
事業をどのようなターゲットで初めて、何が必要で、どのくらいの利益が望めるのかを正しく作成します。

アライアンス紹介

新規事業の開発委託先など、自社がノウハウを所有していない場合、他社を探す必要があります。その際、ノウハウのある他企業と業務提携をするという選択肢があります。
業務提携をする場合、新規事業のビジョンなどに理解のある企業がいいでしょう。

コンサルティング会社が仲介に入ることで、第三者からのアドバイスなどで、適切な相手を選びやすいというメリットがあります。

事業検証

新規事業を軌道に乗せるためには、PDCAサイクル回して行く必要があります。
事業内容を計画し、実行し、実行に対してのチェックをし、改善する。
サイクルの計画、実行の部分で、改善点が出た際に仮説を捨てきれず、辞めてしまう人が多いです。

コンサルが入ることで、立てた仮説と仮説に対する実行の方向が適切かどうかを第三者の目目線からチェックをしてくれます。
こうすることで、進む方向を間違えずに改善点を見つけ、事業に成果が出やすくなります。

スケジュール設計

新規事業で成果を出していくために、スケジュール設計は必須です。
ですが、スケジュール設計を疎かにしてしまうと、気がついたら期限がすぎてしまうなどのことがあります。

第三者がスケジュールを設計することで、主観ではなくコンサルがプロ目線で最適な方法で、 計画します。

まとめ

以上が新規事業の課題の解決方法でした。

新規事業立案の段階で既に課題は山積みです。しかし、課題に対して解決方法は一つではないので、自身の現在の立ち位置を確認しながら、進めていくことが大切でしょう。

自身で新規事業を全て管理することもいいですが、コンサルティング会社に委託することで、第三者のプロとしての意見を聞くことができ、成功しやすくなります。

 

 

新規事業における0.3%の壁。限りなく成功確率が低い新規事業の成功確率を高められるのか、株式会社アイディオットが自治体・官公庁、日本を代表する大手企業の事業立ち上げを支援することで、気づいた新規事業を創出し実行するために必要な条件・ノウハウをレクチャーします。新規事業でお悩みの方はぜひ資料を無料ダウンロードくださいませ。

【支援企業】
・トヨタ自動車株式会社
・阪急阪神ホールディングス
・株式会社エイチ・アイ・エス

「トヨタ自動車」の新規事業立ち上げにアイディオットのMATCHMENを活用

この記事の執筆・監修者
Aidiot編集部
「BtoB領域の脳と心臓になる」をビジョンに、データを活用したアルゴリズムやソフトウェアの提供を行う株式会社アイディオットの編集部。AI・データを扱うエンジニアや日本を代表する大手企業担当者をカウンターパートにするビジネスサイドのスタッフが記事を執筆・監修。近年、活用が進んでいるAIやDX、カーボンニュートラルなどのトピックを分かりやすく解説します。

新規事業カテゴリの最新記事