「webシステムを導入しようか考えているけど、費用はどれくらいするんだろう?」
「webシステムを導入することで、どんなメリットがあるの?」
このような疑問に応える記事です。
webシステムは、「amazon」や「楽天」など、私たちの生活に身近なものですが、「webシステムって何?」と問われるとよくわからない方も多いのではないでしょうか?
この記事では、webシステムの概要や仕組み、活用するメリットについて紹介しています。わかることをまとめると下記のとおりです。
・webシステムが何かを知ることができる
・webシステムとwebサイトの違いを知ることができる
・webシステムを導入するメリットを知ることができる
・webシステムの仕組みを知ることができる
・webシステムの開発費用の相場を知ることができる
webシステムの導入を検討されている方は、ぜひご覧ください。
webシステムとは
webシステムとは、ネット上で展開されるサービスやシステムのことです。主な用途としては、インターネットを利用してECサイトやネットオークションで商品を購入したり、ネットバンキングシステムで銀行口座の残高の確認などがあります。webシステムは、インターネットの普及により、私たちの生活に不可欠なサービスとなりました。
ECサイト
ECサイトは、「amazon」や「楽天」などの通販サイトなどのwebシステムを指し、実店舗に行くことなく、自身が買いたいタイミングで好きな商品を購入することができます。商品検索・支払い・ポイント還元などの機能を持つECサイトも、Webシステムの一つです。BtoC向けECサイトやBtoB特化のECサイトも拡大傾向にあります。
ネットオークション
ネットオークションサイトは、「ヤフーオークション」などが有名ですが、ユーザーが出品した商品を、購入を希望する別のユーザーが落札して商品を購入するシステムです。近隣のお店で売り切れになってしまった商品なども、パソコンやスマートフォンで検索すると見つけることができ、お店の商品より安価な価格で購入できることもあります。
ネットバンキング
銀行で行う処理(振込処理・残高照会・入出金明細など)を、インターネットで手続きの完結ができるネットバンキングもwebシステムの一つです。金融機関が提供しているインターネットバンキングも、Web技術を用いたWebシステムで、近年では、ネット取引に特化したネットバンクも多数見られるようになりました。
SNS
私たちの生活でとても身近なTwitterやInstagramなどのSNSも、webシステムになります。フォローしているユーザーの投稿などをリアルタイムで見ることができるのは、webシステムを利用しているからです。
webシステムとwebサイトの違い
webシステムとwebサイトの違いは、簡単にまとめると下記のとおりです。
・webシステム:ネットの仕組を利用した業務システムなど
webシステムを導入することで、人力や紙などのアナログ部分を極力削減し、コンピューターに作業を代行させることで業務の効率化を実現できます。これにより、人件費・ペーパーレス・人的ミス削減などのコストカットが可能です。
・webサイト:wordpressなどで作られたインターネット上に公開するホームページやブログ
webサイトは、自社のwebメディアですから、新規ユーザー層に「24時間年中無休」でコミュニケーションを図れます。つまり、webサイトを構築させしてしまえば、自身の代わりにwebサイトが集客やユーザー対応をおこなってくれるということです。
webシステムのメリット
ここでは、webシステムを使用するメリットについて解説していきます。クライアントサーバーシステムと比較した場合、webシステムには下記のメリットがあります。
・管理しやすい
・利用する範囲を広げられる
順番に紹介していきます。
管理しやすい
システム処理をクライアント側に依存しないwebシステムは、管理を容易に行えるメリットがあります。というのも、サーバーに処理を集中させるwebシステムは、サーバーのみを対象にして管理すればいいだけだからです。これがクライアントサーバーだと、webシステムと比較すると管理に手間がかかります。
また、システムのアップデートに伴って、クライアントアプリをアップデートする必要があり、個別のバージョン管理やメンテナンスも欠かせません。費用面でも、接続するクライアント数が多い分、それだけ管理コストもかかります。webシステムは、管理も簡単で、管理コストの負担も少ないというメリットがあります。
利用する範囲を広げられる
PCやスマートフォンなど、webブラウザが動作する端末であれば、クライアントを選ぶ必要がありません。つまり、必要に応じてシステムの利用範囲を広げられるということです。たとえば、本社のみで実験的に導入を進め、状況を見て全国に広げることも可能です。
また、インターネットに接続できる環境であれば、世界中の国でアクセスが可能であることが大きな魅力です。
セキュリティ面に注意
公開されたパブリックネットワークであるインターネットを利用するため、セキュリティ面に注意が必要です。万が一、情報漏洩などが起こっては大問題ですので、構築時はもちろん、日頃から最新のセキュリティ対策の確認をしておくことが大切です。
webシステムの仕組み
webシステムは2つの仕組みから成り立っています。一つがクライアントからの要求に応じる「サーバー」、もう一つがサービス要求を行う「クライアント」です。順番に解説していきます。
サーバー
「サーバー」とはクライアントからの要求に応じて、サービスを提供する側のことです。PCサーバーだけでなく、webサーバーやデータベースサーバーなど、提供を行うためのソフトウェアも該当します。クライアントの端末から要求された内容を、サーバーからデータとして応じることで、クライアントのPC・スマホに表示されます。
クライアント
「クライアント」は、何かしらの要求をサーバーへ行う側です。クライアントにあたるのは、主にユーザーが使用しているパソコンやスマートフォンですが、PCやスマートフォンのような物だけではなく、要求を行うソフトウェアもクライアントに該当します。
webシステム開発の費用相場
システム開発の費用相場は、開発会社やシステムのタイプによって幅がありますが、平均は200万円くらいと言われています。
主なWebシステムの開発費用相場は下記のとおりです。
・ECサイト:60~400万円
・コーポレートサイト:20~300万円
・マッチングサイト:100~500万円
・CMS:50~400万円
・口コミサイト:40~400万円
・SNS:100~500万円
・Q&Aサイト:60~300万円
・掲示板:50~300万円
・予約管理サイト:80~500万円
見ていただいてわかるとおり、開発費の相場には大きな幅があります。同じWebシステムでも中小の開発会社や、大手開発会社など、委託先によって金額に差が出ます。開発会社に綿密に相談し、どのレベルまでの対応を求めるのか、予算も考慮して話し合うことが、納得のいくwebシステムの開発に必要です。
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まとめ
今回は「webシステム」の概要やメリットについて紹介しました。本記事の内容をまとめます。
・webシステムはネット上で展開されるサービスやシステムのこと
・amazonやSNSなど私たちの生活に身近なサービスがwebシステムである
・webシステムは管理を容易に行える
・webシステムは必要に応じて利用範囲を広げることができる
・webシステムの費用相場は200万円ほど
・費用相場は委託先によって金額に差が生じる
BtoB、BtoCを問わず、幅広く導入されているWebシステムは、現在ではシステム開発の主流だといえます。ただ、どんなケースでもWebシステムが最適とは限りません。webシステムを導入する目的や用途を明確にし、Webシステムのメリットや注意点を考慮したうえで、導入すべきか判断していくことが大切です。
この記事の執筆・監修者
「BtoB領域の脳と心臓になる」をビジョンに、データを活用したアルゴリズムやソフトウェアの提供を行う株式会社アイディオットの編集部。AI・データを扱うエンジニアや日本を代表する大手企業担当者をカウンターパートにするビジネスサイドのスタッフが記事を執筆・監修。近年、活用が進んでいるAIやDX、カーボンニュートラルなどのトピックを分かりやすく解説します。