通常とは異なるaiシステム開発!開発の流れ・費用・注意点などを紹介!

通常とは異なるaiシステム開発!開発の流れ・費用・注意点などを紹介!

aiシステム開発は一般的なシステム開発と流れが違う

aiシステム開発は、一般的なシステム開発と流れが違う点があります。一般的なシステム開発は、まず完成形がしっかりと検討され、その完成形を目指して開発するのが基本的な流れです。

しかし、aiシステム開発は、完成形がすべてではありません。もちろん完成形を目指して開発しますが、aiは未知数な部分が多々あります。そのため開発途中でエンジニアにも説明できない事態に遭遇することもあるため、最初に目指した完成形とは若干異なったりします。エンジニアは誤差の部分を修正しつつ開発を進めますが、想定した完成形通りに仕上がるとは限りません。aiシステム開発は、独自の流れで進行します。

 

aiシステム開発を依頼した場合の流れと費用

aiシステム開発を依頼したらどのような流れで開発されいくら費用がかかるのか、気になるのは当然のことです。aiシステム開発は、主に6つのステップで構成されています。どのように開発するのか、費用の目安とともに紹介します。

開発の概要に関する話し合い

aiシステム開発で最初のステップは、開発の概要に関する話し合いです。どの部分の業務をaiシステムにしたいのか、どんな課題を抱えているのかなどをじっくりと話し合います。外注する開発会社にどんな強みがあるかで、aiシステムの開発概要は大きく変わります。

また、後になって費用のことで揉めるのは好ましくないので、この時に大まかなコストについても検討します。どのレベルまで話し合うか次第ですが、コストの検討に関しては基本的に無料の場合が多いです。まずお互いがコンタクトを取ってどのようなaiシステム開発にするのか、じっくり計画を立てるフェーズだといえるでしょう。

コンサルティングを含め開発の方向性を決める

開発の概要に関して話がまとまったら、次はコンサルティングを含めた開発の方向性について意見を交わします。課題にどうアプローチするか、どのぐらいのコスパが見込めるのか、計画をどう進めるのかなど、要件定義書・仕様書を作成するフェーズです。

費用は一概にはいえないものの、コンサルティングが入ると50万円から100万円以上が大まかな目安です。コンサルティングに関わる人数が多かったり開発期間が長引けば、その分費用はかさんでしまいます。

ただ、コンサルティングは開発と完全に分離されているケースが多いため、自社がaiシステム開発の舵取りをするなら節約できます。このフェーズは開発前の準備が主な目的なので、課題への緊急性や重要性を明らかにし、コスパを正確に見極めるように心がけましょう。

ai化の実現性を突き詰める

ai化の実現性がなければ計画を立てても水の泡なので、とことん突き詰めて確かめます。このフェーズにかかる費用は多くても100万円ぐらいですし、会社によっては特に費用がかからない場合もあります。ただ、教師データを保有していない場合は、データ収集にお金を投じる必要があります。データ収集にかける費用を節約できれば、全体の費用も節約できるでしょう。

aiシステム開発は繊細な面があり、どんなデータや課題でも成功は約束されていません。特にデータの質と量には大きく左右されるので、データによって実現性が変わります。また、aiシステムに求めるレベルによっても、それぞれ実現性は違います。ai化の実現性を突き詰めていくのは、非常に重要なフェーズです。

プロトタイプによる精度の検証

ai化の実現性を突き詰めた後は、一歩前進してプロトタイプによる精度の検証に移行します。計画通りの仕様でaiシステムが機能するのかを、しっかり検証しないといけません。モデルを実装したらデータを機械学習させ、出力の精度をつぶさにチェックします。aiシステム次第ですが、費用は100万円以上かかると心得ておきましょう。

ただ、特殊でないモデルの場合、既存モデルを応用して検証するケースもあります。既存モデルを応用するため、費用をある程度節約できます。斬新なモデルの場合は既存モデルの応用が難しいので、どうしても費用は高くなってしまいます。

運用に向けたモデルの開発

プロトタイプによる精度の検証が無事終わったら、いよいよ運用を見据えたモデルの開発に進みます。検証で明らかになった課題や問題点は随時改善し、aiシステムも適宜調整します。エンジニアやデータサイエンティストなどが、一丸となってモデルの開発に力を注ぎます。月額1人100万円以上で、人数分の人件費がかかります。

aiを活用するためのシステムを開発

aiを活用するためのシステムも、もちろん開発しないといけません。aiシステム単体でOKなケースは稀なので、周辺のシステム開発も完了させる必要があります。aiシステム開発同様に相応の人件費がかかるので、しっかりと予算に組み込んでおきましょう。

 

aiシステム開発の費用の注意点

aiシステム開発の費用には、2つの注意点があることを頭に入れておきましょう。それはaiシステムに何を求めるのかと、エンジニアの人件費についてです。この2点は無視できないので、あらかじめ結論を出しておくことをおすすめします。

何を求めるかで費用に大きな差が出る

一言にaiシステム開発といってもピンキリで、何を求めるかで費用に大きな差が出ます。例えば汎用性があってすでに普及が進んでいるチャットボットと最先端のaiシステムを開発するのとでは、費用が雲泥の差です。つまり、aiシステム開発の目的が費用を左右するということです。

エンジニアの人件費次第

例えば優秀なエンジニアを長期間拘束したら、人件費が高騰することは想像に難くありません。どんなエンジニアにどれだけの期間作業してもらうかで、人件費は大きく変わります。予算とのバランスを十分考慮しましょう。

aiシステム開発の依頼先はどう選ぶべきか

aiシステム開発をどこに依頼するのかは、迷うことが多いです。ただ、自社の課題をはっきりさせてコストの相場も把握していれば、とても選びやすくなります。どうしてなのかを掘り下げてみましょう。

自社の課題をはっきりさせる

自社の課題がはっきりしていれば、依頼先も自ずと絞れてきます。課題とまったく関連性のない開発会社には、よほどのことがない限り依頼しないはずです。課題に合った開発をしてくれる会社に依頼するのが正解です。

コストの相場を把握してから選ぶ

いくら課題に合った開発をしてくれそうでも、費用がかかり過ぎる場合は再検討の余地があります。安いとまではいかなくても、せめて相場並みの見積もりであることを条件に選ぶのがおすすめです。

 

aiシステム開発ならアイディオットに注目

aiシステム開発を依頼するなら、アイディオットに注目してみてはいかがでしょうか。すでに合計で200種類以上のサービス開発実績があり、ai・データに対しても強いのがアイディオットのアピールポイントです。魅力的な点を紹介します。

合計で200種類以上のサービス開発実績

アイディオットは、200種類以上のサービス開発実績を積み上げています。Webを活用したコミュニケーション、管理システム、予約システムなど、開発してきたサービスは多種多様です。さまざまなリクエストに応えてくれるので、aiシステム開発のパートナーに最適です。

ai・データに対する強み

ai・データはaiシステム開発の軸になる部分ですが、アイディオットはこの部分が最も強い会社です。データによる社会の課題解決を目指していますし、aiによる業務の効率化やDXも実現させています。また、日々aiの研究開発を怠っていませんし、ビジネスとして結果も出しています。ベンチャーから大手まで幅広くサポートしてきた手腕があるので、aiシステム開発でとても頼りになる存在です。

 

まとめ

通常のシステム開発とは少し異なる、aiシステム開発の流れ・費用・注意点について紹介しました。aiシステム開発は、主に6つのステップで構成されています。完成までの道のりは決して短くないですが、1つ1つのステップを丁寧にこなせば質の高いaiシステムの開発は十分可能です。

また、aiシステム開発で心強い味方になってくれる、アイディオットについても紹介しました。ai・データに対して強いのが持ち味なので、頼りにしてみてはいかがでしょうか。

 

この記事の執筆・監修者
Aidiot編集部
「BtoB領域の脳と心臓になる」をビジョンに、データを活用したアルゴリズムやソフトウェアの提供を行う株式会社アイディオットの編集部。AI・データを扱うエンジニアや日本を代表する大手企業担当者をカウンターパートにするビジネスサイドのスタッフが記事を執筆・監修。近年、活用が進んでいるAIやDX、カーボンニュートラルなどのトピックを分かりやすく解説します。

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