イベントマッチングサービスの構築・開発方法・必要機能をご紹介!

イベントマッチングサービスの構築・開発方法・必要機能をご紹介!

有益な情報を交換したり商談をしたりする「場」を提供するイベントマッチングサービス。近年のインターネットの発達と社会情勢の変化にともない、イベントの「場」はオンラインやデジタル空間の利用に移行しつつあります。

そのため、自らネット環境を利用したイベントマッチングサービスの立ち上げを検討している方もいるでしょう。

そこで今回は、「イベントマッチングサービスの構築・開発方法」を解説していきます。また、必要になる機能も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

 

イベントマッチングとは?

イベントマッチングとは、「人との出会い」に価値を見いだし、参加者間での交流・商談を目的としたサービスです。このサービスを成功させるには、参加者のニーズの的確な把握が重要です。

以下に主なイベントマッチングのタイプと具体例をあげてみます。

展示会イベント

展示会イベントとは、出展者と来場者のマッチングを目的として開催されます。展示会のジャンルは、ファッションや宝石、書籍、クルマ、オートバイ、産業機械など、さまざまです。

コミュニティ・協会イベント

コミュニティ・協会イベントは、メンバー間の交流促進が目的で開催されます。たとえば副業ビジネスや子育て、料理、社交ダンスなど、さまざまなコミュニティや協会で開催されているのです。

ソーシャルイベント

ソーシャルイベントは、社会的な交流や見識を深めるために開催します。たとえばダンスパーティーやお茶会、ゴルフ大会などです。

ソーシャルイベントは、もともとは社会的な交流を目的としたイベントの呼び名でした。今はWebサイトやSNSで告知して開催されるイベントもソーシャルイベントと呼んでいます。

就職支援イベント

良い人材を採用したい企業と、就職を目指す学生をマッチングする目的で開催されるのが、就職支援イベントです。現在、多くの企業が開催しています。

ユーザーイベント

ユーザーイベントは、同じ商品を利用するユーザー同士で開催します。ユーザー同士の交流や、商品の情報交換が目的です。例として、同種のクルマに乗っているユーザーが集うカーイベントなどがあります。

セミナーイベント

さまざまなジャンルのノウハウを講義したり、著名人が講演したりするのがセミナー・イベントです。オンラインの活用で、個人での開催が容易になっています。

ビジネスマッチングイベント

商談や新たな営業・提携先、自社にないノウハウや技術など、ビジネスチャンスの獲得を目的としたイベントです。異業種間でも活発に開催されています。近年は外国企業の参加など、国際化が進んでいるのが特徴です。

 

イベントマッチングのメリット

イベントマッチングを立ち上げるメリットとは何なのでしょうか?ここでは以下の3点から、イベントマッチングのメリットを詳しく見ていきましょう。

1.誰でもイベントを立ち上げられる

まず考えられるメリットは、イベントマッチングは誰でも立ち上げられる点です。その理由は2つあります。

イベント開催にともなう労力や経費の低減

ネット環境の普及により、告知はメールやSNS、会場はオンラインやデジタル空間(メタバース)の利用など、開催しやすい環境が整っています。ネット環境が普及する前は、周囲への告知のための電話連絡やビラ配りや会場の確保や利用料など、大変な労力や経費がともないました。

継続のしやすさ

イベントマッチングサービスは、1度実施すれば次からは基本的に同じことの繰り返しです。回を重ねるごとに難易度が下がり、継続しやすくなっていきます。

2.チケットなどの発行も可能

次に考えられるメリットは、チケットなどの発行による収益化が可能になる点です。利用者が楽しめたり盛り上がったりできるなど、サービスの企画内容が良ければ良いほど多くの客が集まります。イベントではチケットの発行が可能なので、多くの収益が見込めるのです。

3.利用後のメールマーケティングなども可能

イベントのあとにメールで営業をかければ、高い確率で商談の成立が見込めるのもメリットです。イベントでは、開催内容に興味を持つ多くの利用者と短期間で接点が持てます。そのため、購買意欲の高い顧客リストを数多く手に入れられるのです。

イベントマッチングサービスに必要な主な機能

イベントマッチングサービスには、いくつかの機能の設置が必要です。機能を設置すると利用者の利便性がよくなりサイト管理者の計画に沿った運用が可能になります。

以下の4つが必要な主な機能です。

1.会員登録

会員登録は、健全なサイトの維持に有効な機能です。会員の登録情報を精査すれば、悪意のある利用者の見きわめが容易になります。また、登録会員の情報をマーケティングに利用できるのもメリットです。

2.決済機能

決済機能は、イベントの参加費をWeb上で支払うのに必要な機能です。煩雑になりがちな決済を円滑に行うのに有効であり、人的ミスを減らせるメリットもあります。

3.予約スケジュール機能

予約スケジュール機能は、イベントの予約受付をWeb上で完結するのに必要な機能です。予約の編集や削除などを容易に実行でき、管理者の利便性が向上します。

また、予約確定メールを利用者に自動送信したり24時間の予約対応が可能だったりと、予約の取り逃がしを防ぐのにも有効です。

4.在庫管理機能(定員管理機能)

在庫管理機能(定員管理機能)は、次に開催するイベントのブラッシュアップに必要な機能です。よく売れる商品やサービスを明確にして、顧客の多い時間帯も把握できます。

また、チケットの二重販売や定員以上の参加者へのチケット販売など、ありがちな人的ミスを防ぐのにも役立ちます。

 

イベントマッチングサービスの構築・開発方法

イベントマッチングサービスの構築・開発には、重要な3つの要素があります。それが「要件定義(機能一覧)」「画面のUI・UX設計」「管理側のダッシュボード」です。これらをおろそかにすると収益の見込みが立たないサービスになるリスクが高まるので、細心の注意が必要です。

1.要件定義(機能一覧)

要件定義とは、サービス開発をするにあたって「開発者視点」でサービスに必要な機能を洗い出し、具体的な進め方を決めることを指します。これは開発の成否を握るほど大切なものです。

【要件定義の手順】

サービスに何が必要なのか、ユーザーの意見を吸い上げる
実現可能な意見に優先順位(必須要件か必要要件か)をつける
優先順位を元に要件定義書を作成する

作成した要件定義書は、他の開発メンバーがいる場合は必ず共有します。

2.画面のUI・UX設計

UIとは「ユーザーインターフェース」、UXとは「ユーザーエクスペリエンス」の略です。

UIはサイトのデザイン性や操作性など、パソコンやスマホの画面上で目で確認できるすべての情報から成り立ちます。UIはサービス利用者の満足度を左右するため、「わかりやすさ」や「検索のしやすさ」など感覚的に使いやすいことが大切です。

UXとは、サービス利用者がそのサービス全体を通して体験するすべてを指し、UIの操作性も関わってきます。サービス全体の満足度は直接収益に関わるので、利用者には最高のUXを味わってもらえるように、UI/UXを開発する必要があるのです。

3.管理側のダッシュボード

管理側のダッシュボードとは、管理者がサイト運用に必要な情報を一元管理するための機能が表示された操作画面です。表示されたデータをひと目見るだけで進捗状況や問題の発生が読み取れ、素早い判断・対応ができるように開発する必要があります。

【管理側のダッシュボードに必要な機能】

レポート機能:表示されているデータをスプレッドシートなどに出力する機能

ドリルダウン分析機能:データの条件を絞り込んで分析する機能

チャート・グラフの自動生成機能:必要なチャートやグラフを自動で生成する機能

コネクト機能:他のプラットフォームやエクセルなどのアプリからデータを取り込む機能
シミュレート機能:データを元に予算や業績を予測する機能

以上の説明からもわかるように、蓄積された経験と専門知識が、優れたイベントマッチングサービスの構築・開発を可能にします。不足しがちな経験と専門知識をカバーするには、次章で紹介する「MATCHMEN」の利用が有効です。

 

イベントマッチング開発ならアイディオット

株式会社アイディオットは、イベントマッチングサービスの開発に最適なサービス「MATCHMEN」を展開しています。

【MATCHMENの特徴】

大手企業からベンチャーまで、多種多様な業界で70件以上の新規サービス立ち上げ実績を持つ

AI(人工知能)を活用した運用面でのコンサルティングが可能

ISMS認証の取得など、万全な個人情報へのセキュリティ対策が施されている

「MATCHMEN」はこれらの特徴を生かし、イベントマッチングサービスの開発から運用・収益化までを強力にサポートします。
マッチングサービスの開発ならMatchMen
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まとめ

今回は、最近参入が増えつつあるイベントマッチングサービスの構築・開発について解説しました。現在はネット環境の利用が主流になり、以前に比べて非常に参入しやすくなっています。

しかし、参入しやすくなったとはいえ、サービスの開発や運用には蓄積された経験と専門知識が必須です。

アイディオットが提供する「MATCHMEN」は、マッチングサービス全般を強力にサポートします。イベントマッチングサービスの立ち上げでお悩みの方は、ぜひご利用を検討してみてはいかがでしょうか。

 

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【支援企業】
・トヨタ自動車株式会社
・阪急阪神ホールディングス
・株式会社エイチ・アイ・エス
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この記事の執筆・監修者
Aidiot編集部
「BtoB領域の脳と心臓になる」をビジョンに、データを活用したアルゴリズムやソフトウェアの提供を行う株式会社アイディオットの編集部。AI・データを扱うエンジニアや日本を代表する大手企業担当者をカウンターパートにするビジネスサイドのスタッフが記事を執筆・監修。近年、活用が進んでいるAIやDX、カーボンニュートラルなどのトピックを分かりやすく解説します。

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