相続・終活に関するお悩みをワンストップで解決できる「はなまる手帳」の開発に当社製品「MATCHMEN（マッチメン）」を活用

はじめに

今回は、東京武蔵野市で創業90年を超える老舗葬儀社「株式会社ヨシノ」の5代目代表取締役である吉野匠様にお話を伺いました。

吉野様は、老舗葬儀社としての豊富な経験と知識を最大限に活かし、新たに設立した「株式会社はなまる手帳」にて、相続・終活のマッチングプラットフォーム「はなまる手帳」を運営されています。同サービスには、当社製品「MATCHMEN（マッチメン）」を活用頂いております。

今回弊社で開発させていただきました「はなまる手帳」の概要をお教えください

「はなまる手帳」は、BtoCとBtoBの２つのマッチング機会を提供するプラットフォームです。主なサービス領域としては相続・終活です。

BtoCのマッチング機能として、ユーザーは「はなまる手帳」を使って、弁護士、税理士、葬儀社、墓地、介護施設などを簡単に探せます。例えば、美容室やネイルサロン、エステなどの美容系サービスを1つのサイトで予約できるように、相続・終活に関連する様々なサービスを「はなまる手帳」のサイトだけで完結する仕組みとなっております。

BtoBのマッチング機能としては、異業種間の紹介や連携をサポートします。例えば、葬儀後に不動産登記のため司法書士が必要な場合や、税務申告のため税理士が必要な場合など、葬儀社と税理士、司法書士といった異業種間のマッチングを支援するサービスです。

今回新規事業を検討された理由をお教えください

私は葬儀社として2,000件以上の葬儀に携わってきましたが、ユーザーニーズと情報提供にはミスマッチが頻繁にあると感じていました。具体的には、今まではユーザーが相続・終活の場面に出くわすと、葬儀は葬儀社、不動産相続は司法書士、税務申告は税理士と、別々のサイトを利用する必要がありました。これではサイト毎に情報が分断され、ユーザーに適切な情報が届かず、手間もかかってしまいます。

そこで、1つのサイトでお客様のニーズを満たす情報提供ができるマッチングサイトを作れば、この課題を解決できると思い、新規事業の立ち上げを決めました。

どこでMATCHMEN（マッチメン）を知り、お問い合わせいただいたか、経緯をお教えください

代表の井上さんとはアイディオット創業当初からお付き合いがあり、色々と意見交換をしていく中でこの企画が生まれました。当時、アイディオット社でもシニア領域の開発実績がなかったので、面白そうだということで話が進みました。

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弊社の対応はどうでしたか？

当社のようにWeb開発の知識がないサービスオーナーの要望をしっかりと汲み取り、何度も繰り返し対応してくださったので、とても感謝しています。

また、アイディオット社はWeb開発だけでなく、当時70件以上の新規事業開発の経験がありました。そのため、随時新規事業に関して相談できたのは非常に心強かったです。

実際に新規サービスを触ってみてどうでしたか？

リリースを優先してスピード重視で開発していただいたため、UI/UXには改善の余地がありましたが、機能面では概ね想定通りの仕上がりでした。現在はユーザーが使いやすいUI/UXにアイディオット社と一緒に改善中です。

今後追加してみたい機能などはございますか？

決済機能やポイント機能を導入することで、ユーザーの満足度をさらに高めたいと考えています。また、葬儀社や司法書士などのサービス提供者がより使いやすいようにするため、利用者の声を継続的に収集し、管理画面の機能に反映していきたいです。

今後事業の展望と弊社に期待することはございますか？

当社の企業理念である「情報のミスマッチを防ぐ」と「日本の相続インフラを構築する」を引き続き実行していきたいです。アイディオット社の「BtoB領域の脳と心臓になる」という理念に共感しており、一緒に社会課題を解決するソリューションを提供していきたいです。そのためのパートナーとして、アイディオット社に期待しています。

アイディオットのコメント

今回は長年お付き合いのある、株式会社ヨシノの代表取締役　吉野様にインタビューさせていただきました。吉野様からは、葬儀社としての経験から感じた業界特有の課題を「はなまる手帳」で解決したいという強い想いを感じました。弊社も引き続き伴走者として、業界課題の解決を支援していきたいと思います。

株式会社はなまる手帳