物流の最適化を支援するデータ基盤とデジタルツイン技術における特許出願のお知らせ

2025/8/6

物流の最適化を支援するデータ基盤とデジタルツイン技術における特許出願のお知らせ

「物流デジタルツイン描画システム」に関する特許を出願

株式会社アイディオット(本社:東京都渋谷区、代表取締役:井上智喜)は、物流業界におけるデータ標準化と可視化を支援する技術として、「物流デジタルツイン描画システム」に関する特許を出願いたしました。

背景:物流業界における深刻な人手不足とデータの非統一性

物流業界では現在、2024年の改正物流効率化法の施行や「2024年問題」に象徴されるように、ドライバー不足・倉庫人員の逼迫・労働時間制限への対応が急務となっています。一方で、物流に関するデータは荷主企業、倉庫、運送事業者間で形式や粒度が異なり、デジタルツインやAIによる最適化の前提となる「データ整備」が大きな障壁となっていました。

このような課題を踏まえ、当社では国土交通省が策定した「物流情報標準ガイドライン」に準拠した形で物流データを扱い、仮想空間上での可視化・最適化を実現する仕組みの研究開発を進めてまいりました。

概要:物流拠点や在庫、入出荷情報を自動で地図上に描画

今回出願した技術は、各物流拠点の名称・住所・在庫情報・入出荷データなどを取得し、それが物流情報標準ガイドラインに準拠しているかをシステムが自動的に判定します。準拠していない場合はデータを変換・標準化させます。これらをもとに、各拠点を地図上にピンやアイコンで描画し、流通の流れや在庫の状況を直感的に可視化します。

また、出荷量に応じたアイコンの大きさ調整、輸送ルートの矢印表示、天候データの付与なども可能で、物流の「見える化」「分析支援」「異常検知」「シミュレーション」など幅広い活用が想定されています。

技術の特長と活用シーン

本システムの大きな特長は以下の通りです:

  • 物流データの標準化支援:バラバラな物流情報を物流情報標準ガイドラインに準拠させ、クリーンなデータ基盤を構築。
  • 自動可視化エンジン:物流拠点・在庫・入出荷情報を自動で地図上に描画。
  • 3D地図・各種外部データ連携:物流シミュレーションにも対応。
  • Web上でのリアルタイム活用:経営層・現場双方の意思決定支援に有効。

実運用においては、全国規模での物流網の見直しや、在庫の分散配置戦略の検討、災害時のBCP支援、CO2排出削減シナリオの試算などにも応用可能です。

今後の展望

将来的には、生成AI(LLM+RAG)との連携による「完全自律型物流計画エンジン」への発展も視野に入れています。私たちは、物流の可視化から最適化、そして自動化へとつながるインフラを技術で支えることを使命とし、今後も業界全体のデジタルトランスフォーメーションに貢献してまいります。

「ADT(Aidiot Digital Twin)」の詳細につきましては、以下のランディングページをご覧ください。
https://aidiot.jp/lp/dxcl/

 

【本件に関するお問い合わせ先】

株式会社アイディオット
広報担当:町田
〒150-0041 東京都渋谷区神南1-12-16 アジアビル6F
Email: pr@aidiot.jp | Web: https://aidiot.jp/