aidiot

モノからコトへ、最大化から最適化へ
サステイナブルな形での解決策を提案

現在、社会環境はかつてないスピードで変化しています。情報の爆発、多様化するニーズへの即応が求められる中、私たちはまさに新しい時代に直面しています。

かつては「物や土地の所有」が価値の中心でしたが、今は「情報や知性」に重きが置かれ、リモートワークやシェアリングエコノミーが一般化するなど、価値観やライフスタイルは風のように柔軟かつ流動的なものへと移り変わっています。

当社は、私が大学生であった2014年に設立しました。社名の「aidiot（アイディオット）」は、“AI（人工知能）”と“Idiot（愚直さ）”という対極の言葉を組み合わせた造語です。最先端のテクノロジーに真摯に、そして愚直に向き合っていく姿勢を込めています。創業から10年、お客様やチームメンバーに支えられ、ここまで成長を遂げることができました。

改めて原点に立ち返ると、会社は社会のために存在し、社会とともに発展するべき存在であると強く感じます。会社と社会は螺旋のように相互作用しながら成長し、一体化していくべきなのです。

ここ数十年で人類の生活は劇的に進化しました。しかしその進化の裏で、大量生産・大量消費・大量廃棄がもたらした環境負荷や社会の歪みも顕在化しています。GDPの拡大こそが幸福をもたらすと信じられた時代から、必ずしも経済規模と幸福度が比例しないことが明らかになりつつあります。SDGsなどが示す通り、私たちは今こそ「持続可能な豊かさとは何か」を真剣に問う必要があります。

こうした状況の中で、当社は「BtoB領域の脳と心臓になる」というビジョンを掲げています。AIやデータ活用を通じて、地球規模の課題と経済活動を調和させ、サプライチェーン全体を最適化する。そして培った技術や知恵を責任を持って次世代に継承する。私たちはお客様と共に、サステイナブルかつ先進的なデジタル戦略を描き、未来社会の基盤を築いてまいります。

代表取締役　井上智喜